診療の特徴

自分の歯でおいしく、楽しく食事をすることは病気に強い体力をつくり、健康を支える源です。国民の約80%がかかっている歯周病（歯槽膿漏）は歯垢（生きた細菌のかたまり）や歯の噛み合わせの異常などの原因でおこる病気です。そして自分の大切な歯を失うだけでなく、糖尿病などさまざまな病気と深い関係があります。
丈夫な歯を保つため「歯もみ」によるブラッシングの指導を行っています。

小児期の歯は乳歯から永久歯へと成長を遂げていく大切な時期です。「つめる、かぶせる」だけの治療ではすぐに新しい虫歯ができてしまいます。この虫歯のほとんどは生活習慣や食生活などの日常生活の中に原因があります。虫歯にならないために定期健診をし、子どもたちの健康が守れるように力を注いでいます。

診療所内は車椅子の方でも安心してご利用いただけるよう、段差の無いバリアフリーで間口を広くし、診療チェアーに上がっていただきやすいように設計されています。

定期的にチェックしていくことで早期発見・早期治療ができます。
お子さんから成人、往診患者さままで生涯を通じてお口の健康を守ります。

歯科では金属床義歯など一部保険適用されていないものがあり、「自費治療」の扱いになっています。自費治療は、歯科治療技術の発達の中で生まれてきたもので、高度な技術を要し、耐久性や軽量化などとともに生活水準を高める上でも、その有用性は大きいといえます。
ご希望の方に自費治療のご説明を行っております。お気軽にご相談ください。

■ 陶材（セラミックス）を主にした人工歯です。クラウン（かぶせ物）に使用できます。

■ 小臼歯、大臼歯を白い歯にすることができ、天然歯に近い白さで、目立ちません。

■ 透明感があり、吸水による変色がありません。

■ 陶材なので硬く、摩耗が少ない特徴があります。

■ 比較的新しい歯科材料です。保険適用のプラスチックと陶材の中間的な素材です。インレー（つめ物）とクラウン（かぶせ物）に使用できます。

■ 小臼歯、大臼歯を白い歯にすることができ、保険適用のものに比べ、目立ちません。

■ インレー、クラウン（単冠に限り）、金属を使わない治療も可能なので金属アレルギーの方にも適しています。

■ 義歯（入れ歯）の床部分に金属を利用します。金属はコバルトクロムやチタン合金を使用します。

■ 保険適用の義歯に比べて、床が薄くすることが可能で軽く、熱の伝わりが早いなどの快適性に優れています。

■ 熱いものは熱く、冷たいものは冷たく感じやすく、味がわかりやすい利点があります。

■ 別途、コーヌスアタッチメントを使用すると義歯特有の邪魔な感じが少なくなり、しっかり噛むことができます。バネを使わないため見た目（審美性）が良くなります。

インプラントとは人工歯根のことで、歯を失った部分の顎の骨にチタンを使用した金属製の特殊なネジを歯根の代わりに埋め込む（植立する）治療法です。
インプラントの上には冠やブリッジなどのかぶせ物をして噛めるようにします。ＣＴ撮影を事前に行い、安全性を高めています。