歯周病重症化予防治療について

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けんせい歯科 歯科衛生士 横田静江


2020年4月から「重症化予防の取り組みの推進」として歯周病重症化予防治療が新設されました。歯周病安定期治療の対象とならない歯周病の患者さんへの継続な治療が可能になりました。2回目以降の歯周病検査の結果、重症化予防を目的として歯石除去、クリーニング(機械的歯面清掃)が3カ月ごとにできます。もちろん虫歯のチェック、治療、入れ歯の調整・作製もできます。今、残っている歯を大事にしてなるべくご自分の歯で食べて健康的に過ごしていきましょう。食べることは楽しみの一つでありますよね。それと同時にお口から食べられることは丈夫で健康的な体づくりにもなります。自分のお口でおいしく食べていくつになっても健康的に過ごしていきましょう。

歯周病とは?

歯周病は歯茎の腫れや痛み、歯を支える骨が壊れる病気です。
痛みがなくても、徐々に進行していきます。
放っておくと最終的には歯を支える骨が無くなり、歯が揺れ始めて自然に抜けてしまいます。
軽いものを含めると成人の8割ぐらいがかかっているとも云われています。
さらに歯周病は放置しておくと全身の病気にも関わってきますので定期的なケアが必要なのです。

歯周病重症化予防治療時に行う内容は?

主に行うこととしては、

  • むし歯のチェック・歯周病の検査・レントゲン診査
  • 口腔内写真の撮影・歯みがき指導・歯のクリーニング・歯石除去

等です

いつまでも自分のお口でおいしく食べるためにぜひ歯科健診をうけましょう!