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立川相互病院は、2011年11月27日の第7回BFH連絡会議で、2011年度のWHO/UNICEF「赤ちゃんにやさしい病院 Baby Friendly Hospital(BFH)」の認定病院として紹介されました。東京では日赤医療センターに次いで2番目です。2011年度は大震災があったため、認定セレモニーは2012年8月の日本母乳の会「第21回母乳育児シンポジウム」で行われることになりました。
9割以上の妊婦さんが、「赤ちゃんは母乳で育てたい」と思っています。でも、生後1ヶ月の時点で母乳だけで育っている赤ちゃんは4割ちょっとしかいないのです(厚労省調査)。なぜでしょう?
「えー? おっぱいって赤ちゃんが生れたらすぐにいっぱい出るようになるんじゃないの?」「いやぁ、もともとおっぱいだけじゃ足りないから粉ミルクは必需品よね。」・・・いろんな声が聞こえてきそうです。実は母乳で育てるには、ちょっとしたコツがあるのです。それは、「赤ちゃんとお母さんが誕生の瞬間からずっと一緒に過ごすこと」「おっぱいを欲しがったら1日何度でも吸わせてあげること」です。このことを邪魔してきたのが、戦後急速に普及した病院分娩です。赤ちゃんは新生児室に並べられ、決まった時間にミルクを与えられました。これでは出るはずのおっぱいも止まってしまいます。
そこで、WHO/UNICEFは、「母乳育児成功のための10か条」を守るように産科施設に呼びかけたのです。
立川相互病院は、10か条を実践し母乳育児を支援していることが認められ、今回BFHと認定されました。お母さんと赤ちゃんにやさしい病院であるように、今後も努力していきたいと思います。
<母乳育児を成功させるための10か条>
- 母乳育児の方針を全ての医療に関わっている人に、常に知らせること
- 全ての医療従事者に母乳育児をするために必要な知識と技術を教えること
- 全ての妊婦に母乳育児の良い点とその方法を良く知らせること
- 母親が分娩後30分以内に母乳を飲ませられるように援助をすること
- 母親に授乳の指導を充分にし、もし、赤ちゃんから離れることがあっても母乳の分泌を維持する方法を教えてあげること
- 医学的な必要がないのに母乳以外のもの水分、糖水、人工乳を与えないこと
- 母子同室にすること。赤ちゃんと母親が1日中24時間、一緒にいられるようにすること
- 赤ちゃんが欲しがるときは、欲しがるままの授乳をすすめること
- 母乳を飲んでいる赤ちゃんにゴムの乳首やおしゃぶりを与えないこと
- 母乳育児のための支援グル−プを作り援助し、退院する母親にこのようなグル−プを紹介すること
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