避妊にはどのような方法があるの? ピルは正しく服用すれば、ほぼ100%の避妊効果が期待できます。女性が自分の意志で避妊できる方法でもあります。 どんなもの? ピルには卵胞ホルモンと黄体ホルモンが含まれています。これが脳下垂体に作用して、卵方の発育と排卵が抑制されます。 副作用はあるの? ピルの副作用、もしくは副作用と思われているものについて解説します。
ピルの避妊以外の利点
ピルはどこで購入できますか ピルは病院での医師の処方が必要です。ピルを飲める人と飲めない人がいますので、医師と相談してからの処方になります。 立川相互病院の場合は次の通りです。 1.問診票を記入する 2.医師の診察 3.必要に応じて検査 4.検査で異常なしであれば、ピルが処方されます ピルの服用方法 ピルは毎日決まった時間に内服します。決まった時間であれば、何時でも大丈夫です。 その他ピルについての質問
どんなもの? コンドームとは、ゴムでできた袋を男性のペニスにかぶせ、精子の膣内への進入を防ぐものです。
コンドームの正しい使い方 コンドームは正しく使うことが大切です。コンドームの正しい使い方は以下の図をごらんください(クリックすると拡大します)。 女性用コンドーム 女性が自ら使えるコンドームです。薬局などで購入できます。
どんなもの? 子宮の中にプラスチック製の器具を挿入し、受精卵の着床を防いでくれます。
どんなもの? 手術で卵子や精子の通り道をふさぐ方法です。
避妊していてもコンドームが破けてしまったときや、避妊しなかったなどの無防備な性交後に、またレイプされてしまったなど望まない妊娠を防ぐために、緊急避妊ピル(アフターモーニングピル)があります。 どんなもの? 無防備な性交後72時間以内に、中容量ピルを2錠内服します。その12時間後にさらにもう1錠内服します。そうすることで排卵を抑えたり、遅らせることで避妊を防ぎます。 避妊効果はWHOによると72時間以内に緊急避妊ピルを内服すると84%の妊娠を回避できたという報告があります。 ピル内服後、平均して10日で月経が来ます。3週間起っても月経が来ない場合は妊娠の可能性がありますので、受診をおすすめします。 すでに妊娠している場合は使用できません。 副作用はあるの? 約50%で嘔気が出現します。そのため、吐き気止めを一緒に内服します。ピルを内服してから2時間以内に嘔吐した場合、同量のピルを追加する必要があります。吐き気を少なくするために、食事や牛乳と共に内服するようにしましょう。 最後に 基礎体温方法で排卵日を予測し、避妊に活用する方法もありますが、女性のホルモンバランスはちょっとしたことで変化するため、避妊方法としてはおすすめできません。 避妊方法は女性が主体的に使えるものもありますが、まず避妊方法についてパートナーと話し合うことが必要ではないかと考えます。 あなたが愛のある人生を送るためにパートナーと共にできること、しなければならないこと、二人で話し合えていますか? |