お知らせ

桜の下でお花見  (⌒※⌒)

 なごり雪が降り一時寒くなりましたが、桜も咲いてすっかり暖かくなりましたね!皆様いかがお過ごしでしょうか。
 病棟の方ではお花見をしました(*^▽^*) すこ~し肌寒い日でしたけど綺麗に咲いていたので、みんな満足していました。 おやつには桜の形をしたゼリーをおいしくいただきました。

「あずみのの里裁判」の一審判決が出される。

特別養護老人ホーム「あずみのの里」事件の判決公判が開かれ被告に有罪判決が下されました。当院の介護福祉士が判決に対する想いを寄せてくれましたので紹介します。


3月25日に長野地方裁判所松本支部で、あずみの里裁判の判決公判が行われました。当日は、21枚の傍聴券を求めて全国から300人以上が朝から列を作ったそうです。

判決は、検察側からの求刑通りの罰金20万円の有罪判決が出ました。ご本人にとって本当に辛い判決だと思います。また、支援を続けてきた弁護団や関係者の方も大変ショックだったのではないでしょうか。私も松本へ2回行かせてもらいましたが、言葉になりませんでした。

当日、大手ネットニュースにはトップで判決公判のニュースが流れました。感心の高さがうかがえる一方、介護現場は萎縮し、介護職を目指す人も更に減ってしまい、施設や病院に預けている利用者さんや患者さんのご家族にも不安が広がってしまうのではないかと思いました。

当院では、季節に合わせて行事を行っています。病院なので行事の時だけはと、患者様の嚥下機能に合わせて数種類のおやつを用意しています。いつもは食事があまり進まない患者さんでもこの時ばかりは完食されたり、美味しいと笑顔を見せていただける患者さんもいらっしゃいます。患者さんにとっても職員にとっても、一緒に参加されたご家族にとっても楽しい時間を過ごせています。しかし、今回の判決はこのようなひとときを否定されたような結果となりました。

今後、日本の高齢化は更に進んでいきます。この裁判には介護の未来がかかっていると言われています。利用者さんや患者さん、またそのご家族もそして介護現場で働く職員も、みんなが明るい未来を望めるような結果にならなくてはなりません。控訴審での逆転無罪判決を絶対に勝ち取ってもらいたいです。