院内「医療安全研修会」を開催しました｜お知らせ

院内「医療安全研修会」を開催しました

9月30日（月）に当院の医療安全委員会主催の「医療安全研修会」を開催しました。

研修のテーマは、①「DNARとACPについて」、②「Team STEPPSのキックオフ集会」で、前回9月9日に実施した内容を再度実施し、前回61名、今回24名の参加となりました。

心肺停止した人を発見した場合、私たち医療従事者は心肺蘇生法を実施します。
しかし、死が差し迫っており、かつ心肺蘇生法を開始してもその効果がほとんどないと考えられる方が心肺停止した場合には、患者さまの事前の意思表示に基づき、心肺蘇生法を実施しないことがあります。
この「心肺蘇生法を実施しないこと」を医療現場ではDNAR(Do Not AttemptResuscitation)といいます。

また、「患者さまが残された時間を活用して、どういう人生を送りたいのか』『何が人生の目標なのか』『どのように最期を迎えたいのか』といった人間の根源的な問いに答えるACPの重要性が高まってきています。

「DNARとACPについて」の講義を、田村院長がわかりやすく説明してくださいました。

また、医療安全管理者からは「Team STEPPS」の説明が行われ、医療事故原因の7割は、チームワーク不備によるコミュニケーションエラーが関係していること。
チーム医療とは何か？何ができるとよいのかを体系的に学び、組織のチームワークを向上して安全で質の高いチーム医療を行ないましょうと提起され、「Team STEPPS」行っていくことが説明されました。

研修会で身につけた内容を実戦で生かしていけるよう努めていきたいと思います。

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