当院の外来リハビリに通院されている『片腕のギタリスト輝彦』こと、湯上輝彦さんのコラボライブへ2月23日に行ってきました。
今回はシャンソン歌手のPAKOさん、アコースティックギターのムーチョさん、ドラムの小山田さんとのコラボということで、さらにパワフルで、そして心に響く素敵な時間を過ごすことができました。
湯上さんは数年前に脳出血により右片麻痺となりましたが、再びミュージシャンとして活躍しています。
彼の演奏を聴く機会は何度かありましたが、どうやって左手だけで音を出しているのか不思議でした。湯上さんは「弦を押さえるだけ」と簡単に話していましたが、実際に見ると左手指の動きの速さにはびっくりしました。
演奏はもちろん素晴らしく、合間のトークも熱く緩く会場を盛り上げてくれました。お客さんの中には同じく脳卒中で片麻痺の方も数名おられて、1人の方は「湯上さんの演奏に励まされてマラソンを頑張っています!」とお話されていました。
さて、湯上さんのギターで片手弾きを体験させていただきました。しっかり弦を押さえると微かに音がなりました!が弦も細くなると固く痛いです。この状態で演奏するのは大変なことだと思いました。
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