タブレットPC

リハビリテーション科では多くの場面で 『タブレットPC（以下タブレット）』を使用しています。

理学療法では歩行場面を動画で患者さんに提示し、ご本人には気付きにくい部分を視覚的に説明します。
また経時的に撮影することで、変化する様子を記録することができます。

作業療法では「作業選択意思決定支援ソフト（ADOC）」として訓練に導入しています。

言語聴覚僚法では「高次脳機能バランサー」というソフトを使用し、各種の高次脳機能障害
の評価と訓練を行っています。また「地図」「ゲーム」の活用、「回想法」の材料として
多用しています。

 最近は新型コロナの影響でご家族が訓練に参加することが出来ず、患者様が頑張っている様子を見て頂くことができません。そこで訓練場面を録画し、月に一度の病状説明の場で動画を見て頂いています。

「懐かしいわ。昔はファンだったのよ。思い出せるかしら。」

You Tubeで懐かしい昭和の歌謡曲を再生し、言語訓練に活用しています。

「今の歩き方は良かったですね、特にここ‼」

歩行練習場面を撮影し、その後に動画で見せて説明しています。