在宅当直
こんにちは
健生会ふれあい相互病院在宅室 ざいたこです。
じめじめする日と暑い日が交互に来て梅雨がもうすぐそこまで、というような日もありますが皆様はいかがお過ごしですか?
今回は第7回藤井医師のざいたこだよりになります。
今回はどんな内容のざいたこだよりでしょうか?
久々の投稿でざいたこも楽しみに待ってました。
訪問診療では家におられる方の健康を維持するために定期的に家に伺って診察をしています。年齢や病気のために病状を急に崩される方や長期的に具合の優れない方もおられます。そのため予定外の病状の悪化、例えば、発熱や呼吸困難、痛みなどの際には臨時で往診にうかがいます。
通常の時間内であればその時間帯に訪問に出ている医師が臨時で伺います。そのためいつもの医師とは違うことが多いです。夜間や休日は、24時間365日連携としての契約が必要ですが、当直医が対応します。訪問看護も24時間365日契約の場合はそちらから連絡を頂くこともあります。当院の在宅室では訪問診療専門に当直医がいて、携帯電話を持って皆様からの連絡を受けています。現在は当院だけでなく連携診療所のかたも含め約1000人ほどの患者様を夜間休日は対応しています。
電話の相談で解決することもありますが、実際に臨時往診に伺う事もあります。状況によっては往診にうかがうより、すぐに救急車を呼んで頂く事もあります。その場合は診療情報提供書(紹介状)を収容先の病院に送ります。
当直医の立場からみると、平日夜間は電話が通常2,3件、休日は4,5件で、実際に出動するのは平日夜間は2,3日に1度、休日は1日で1、2件でそれほど多くはありません。具合が悪いときは早めに連絡頂き、平日日中に対応が出来ているためと考えます。体調不良時は早めの御連絡をお願い致します。勿論時間外になっての体調不良は遠慮無く御連絡ください。ご連絡頂く際は、普段訪問診療に伺っている医療機関名、お名前、いつから、どのように調子が悪いかをお伝え下さい。全ての患者様の病状が当直医の頭に入っているわけではないので、カルテを確認させていただくのに時間がかかることもあることはご了解ください。
皆様が安心して在宅療養をおくれますよう努めて参りますので宜しくお願い致します。
藤井
下の写真は当直帯で医師が使用するものです。
当直医が持っている携帯電話です。夜間や休日はこの携帯電話に連絡がはいります。
当直帯で往診に出る時、医師が持っていく往診かばんです。
すぐに診察ができて採血や処置ができるように色々な物品、内服薬が入っています。
必要時は点滴もできるよう輸液ケースも持っていきます。
在宅でできる範囲での点滴になりますが状況に応じて使用します。
体調不良はいつ起こるかわかりません。
「こんな夜中なのに…」「早朝だから申し訳ない」などの理由で連絡する事を躊躇せず体調不良時は当直携帯へご連絡ください。
訪問診療ご希望の方はご相談ください。
健生会ふれあい相互病院在宅室 ざいたこ
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