「アポロジャイズ(謝罪する)」と最初に聞こえた。通訳から、先の大戦で東京、広島、長崎に大量の犠牲をもたらし、現在は米軍基地がPFASの被害を与えている。米国の一市民として、謝罪と黙とうを捧げたいと呼びかけた。私も起立し黙祷した。8月羽村で「横田基地で元アメリカ陸軍大佐が平和を語る」という130名を超える集会があった。米国と世界で、人と環境のPFAS濃度を測定し、汚染を明らかにし闘うパット・エルダーさんの語りかけ。市民としての国を越えた呼びかけは心に届いた。
1954年杉並の女性たちが始めた原水爆禁止の運動は、世界の市民にとどき核兵器禁止条約を生みだした。その非人道性により核保有国を追いつめている。私たち市民のつながる力は、小さくて大きい。