骨密度とは

 骨密度は、骨の中にどれだけカルシウムなどのミネラルが詰まっているかを示す数値です。骨の強さを評価する目安となり、骨粗鬆症(こつそしょうしょう)の診断や骨折のリスクの評価に役立ちます。

GE社製 LUNAR PRODIGY SYSTEMS
FUJIFILM社製 ALPHYS A

骨密度検査の目的

  • 骨粗鬆症の早期発見
  • 加齢や閉経後の骨密度の変化の把握
  • 骨折リスクの予測
  • 骨粗鬆症の治療効果の判定
  • 薬(ステロイド)の副作用による骨破壊の判定

検査説明

 当院では2種類の装置があります。

  • 腰椎や大腿骨に放射線を当てて測定する方法 (向かいにある錦町クリニックの地下1階)
    最も精度が高い測定です。検査時間は10分程度です。
  • 腕の骨に放射線を当てて測定する方法 (ふれあいクリニック5階)
    利き手とは逆の手を測定します。簡便な検査で検査時間は数分です。

 得られた測定値は、性別・年齢の測定値と比較します。
 どちらの検査も食事制限などの準備は不要です。
 金属の付いた服装は検査着に着替えていただく場合があります。
 妊娠中、妊娠の可能性がある場合は事前に申し出ください。

骨粗鬆症について

 『骨粗鬆症』とは、骨密度(骨塩量)が低下し、骨の内部がスカスカになって、骨が弱くなってしまう病気です。
 原因は、カルシウム不足や骨の新陳代謝(骨の形成と骨の吸収)のバランスが崩れることなどです。
 一般的に、高齢者、閉経後の女性、やせている人、運動不足の人、カルシウム不足の人に多いとされています。
 わが国の骨粗鬆症の患者さんは、男性が410万人、女性が1180万人、合計1590万人と推定されています。今後、高齢化社会に伴いさらに増加していく傾向にあります。

 『骨粗鬆症』になると、背中や腰が痛んだり、曲がってしまったりします。また骨がもろく、転んだだけで骨折してしまうこともあります。

骨粗鬆症の年代別有病率

資料:骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン2015年版

検査説明

  • 骨密度測定では、あなたの骨の丈夫さ、硬さを知ることができます。測定時間は1分程度、椅子に腰掛けて、利腕とは反対の腕を装置に置いていただくだけの簡単で手軽な検査です。痛みなどはありません。
  • 得られた測定値は、性別・年齢の標準値と比較します。
  • 骨粗鬆症の予防と早期発見のために、骨密度測定を受けられることをお勧めします。

[骨密度測定]を希望される方

*外来の方は 主治医 または 診療科 にお尋ねください
*検診の方は 5階健康管理センター にお越しください 
       健康管理センター受付時間:8:45~11:00 (日・祝日休み)