肛門外来
肛門の病気の症状は、主として「出血」「痛み」「腫れ」「排便障害」などがあります。ご自身でも症状を確認できることが多いです。
痔を代表にお尻の病気は一般的に軽く捉えられることが多く、更に自分からは言い出しにくいことなどもあり、診察を踏みとどまる方が多いですが、肛門/直腸がんの症状にも、出血・痛み・排便障害など痔と似ている症状が多いため、肛門の異常に気付いた時は、まずは肛門外来でしっかり原因を特定することをお勧めします。
痔核とは、過度のいきみ、血行障害などにより生じる肛門部の腫れであり、一般に「いぼ痔」とよばれるものである。肛門の歯状線の中にあるか外にあるかによって、内痔核、外痔核に分けられる。
歯状線より上方の上直腸静脈叢に発生したものを内痔核、歯状線より下方の下直腸静脈叢に発生したものを外痔核という。
裂肛とは、一般に切れ痔と呼ばれるもので、便秘などが原因で硬い便が出た場合などに、肛門部が切れることによって生じる。
痔瘻とは、肛門の周辺に穴ができて、そこから膿が出る疾患。肛門部に膿のトンネル(瘻管)が出来た状態のことを言う。蓮痔、穴痔とも呼ばれる。
直腸が全周性に脱出する直腸脱(ちょくちょうだつ)「脱肛」と呼ばれるが、直腸脱は、直腸粘膜が脱出したもので、痔核とは違う病態である。
氏名 | 高橋雅哉 |
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資格 | 日本外科学会外科専門医 消化器がん外科治療認定医 日本がん治療認定機構がん治療認定医 マンモグラフィ読影資格 |
専門外来
健康診断・人間ドック
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