口腔がんについて

けんせい歯科 歯科医師 新原 陽子

 
●日本は口腔がん後進国?
口腔がんは早期発見されれば、治療もしやすく、生存率もあがります。
海外では世界保健機構(WHO)や国際歯科連盟(FDI)から口腔内検診による口腔がんの早期発見に関する促進勧告が出ていることもあり、各先進国では口腔がんの早期発見に力をいれています。その結果、先進国の中で口腔がんの死亡数が増加している国は日本だけとなっています。

●口腔がんの原因は?
タバコや、紫外線、ウイルス、細菌、遺伝的要因などが挙げられますが、近年、慢性刺激が注目されています。舌や歯肉、頬粘膜などに外部からの刺激が慢性的に加えられると、数年後、数十年後にがん化する可能性があります。原因となりうる口腔内の問題は、歯列不正、合わない義歯、合わない詰め物・被せ物などです。
不安になりすぎることもありませんが、安心を得るためにも1年に1回は歯科医院で口腔検診を受けましょう!特に、2週間以上治らない口内炎は、注意が必要です。「たかが口内炎」と思わず、早めの受診をお勧めします。