お知らせ

支援に行ってきました。

こんにちは。
健生会ふれあい相互病院在宅室 ざいたこです。
桜のつぼみも大きくなってきて少しずつ春の足音が聞こえてきています。
春はもうすぐですね!
皆様がお住まいの地域ではいかがでしょうか?
今回のざいたこだよりは「能登半島地震」の支援に行った様子をお伝えします。

金沢に向かったのは梅の花が咲き始めた2月です。
金沢市内にある城北病院に、ざいたこは何ができるか分からないけど、志願して支援に向かいました。城北病院は被災された患者さんも受け入れて満床を超えていました。さらに、全国的な医療従事者の不足と感染症の流行も重なってトリプルパンチの状況でした。


金沢市内でも道路が隆起したり院内の壁にヒビがありました。
災害対策本部には全国の病院から声援がありました。


支援も全国から集まりました。
ざいたこは千葉と愛媛と岡山から集まった仲間と頑張りました。


避難先の体育館で体調を悪くして家族と離れて入院している患者さんや実家が被災してしまった職員もいました。話を聴いて、ざいたこは切ない気持ちになりました。少しでも日常を戻せるようにと思い、入浴介助をした時に患者さんに笑顔で「久しぶりの風呂で気持ち良かったよ」と言われて嬉しかったです。
職員も被災者であるにも関わらず、患者さんに優しく寄り添う姿に、ざいたこは心打たれました。

震災当時のざいたこは、10月に訪れた石川のことが身近に感じて、ショックで悶々と過ごしていました。今回の支援では、実際を知ることで何を必要としているのか少し分かり、復興のために何ができるのかと気持ちを切り替えることができました。
金沢に行かせてもらえた職場の仲間にも感謝しています。

今後も長期で支援の体制が必要だと感じます。
被災された方々に、少しでも早く心穏やかに日常生活が取り戻せますように、これからも支え合いたいと思います。

能登半島地震から2か月が過ぎましたがこのざいたこだよりを書いている日はちょうど東日本大震災から13年が過ぎた日です。
能登半島地震も東日本大震災も起こった時、自分に何ができるのかと考え無力感を感じた事を覚えています。
こうして被災された方の様子を実際にみる事ができ、何かあった時、お互いが支えあい少しでも穏やかに、力強く困難を乗り越えていけるようにしていければと考えます。

能登も東北もまだまだ復興の途中ですが何かの形でこれからも支援していければと思います。

訪問診療ご希望の方はご相談ください。

健生会ふれあい相互病院在宅室 ざいたこ

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