2016年11月29日（火）羽村相互診療所と三多摩健康友の会多摩川支部との共催で、「認知症予防」の学習会を行いました。患者、地域の方、友の会会員が25名、職員が10名参加しました。

羽村相互診療所の「もの忘れ外来」担当の飯塚友道医師が、認知症という病気の初期症状、認知症の症状の経過・特徴、治療のポイント、認知症予防の10か条などについて、お話しいただきました。治療のポイントとして薬物療法と組み合わせ、ウォーキングを行ったり社会関係を取り持つことで治療効果が上がるとのお話でした。参加者から「認知症予防に有効なサプリメントはありますか」などの質問が出されました。「認知症予防に有効なサプリメントは、残念ながら現時点ではありません。30分程度の散歩が有効です」と回答され、毎日の散歩が予防になると強調されました。

羽村相互診療所では、「安心して住み続けられる街づくり」を掲げた三多摩健康友の会と一緒に、患者さんが住み慣れた場所で安心して生活していくことを支援していきたいと考えています。