アメリカ食品医薬品局（ＦＤＡ）及び欧州医薬品庁（ＥＭＡ）より、抗潰瘍薬のラニチジン製剤及び原薬に発がん物質（ＮＤＭＡ）が混入している可能性があると発表がありました。
発表を受けて、全製薬会社が医療機関からの自主回収を決定しています。製薬会社は、現時点で健康被害は認められていないが予防的な措置として回収を開始したと発表しています。　

（製薬会社からのお知らせは　→　こちら）
（厚生労働省　医薬品等の回収情報　→　こちら）

当院では患者様の安全性を考慮して、ラニチジン錠の処方を停止しています。また、既に処方され服用されている患者様には、診察を受けて頂き、ラニチジン錠の代替薬への切り替えを行っています。

患者様におかれましては、自己判断で服用を中止せず、当院もしくは薬局へ相談して頂くようお願いいたします。

羽村相互診療所所長　小林重雄