骨粗鬆症の治療が始まると医師から、歯医者へ伝えるようにと言われることがあると思います。何故かというと、骨の治りが悪くなり、骨が腐ってしまうことがあるからです。
これは特に歯を抜いた後になることが多いですが、他にも顎の骨や歯ぐきに継続的に刺激が与えられ続けると発生することがあります。そのため、歯科ではおくすり手帳を拝見することがあります。また必要があるので、主治医に情報提供書を送ることがあります。
骨粗鬆の治療をしている方は受診時に伝えてください。
以下の薬は特に関係するのでお願いします。
・注射:アレディア、オンクラストテイロック、ビスフォナール、ゾメタ
・飲み薬:ダイドロネル、フォッサマックボナロン、アクトネルベネット
ただ怖がらなくてもよいです。歯を抜いた後に起こる可能性は0.01~0.001%程度です。それに口の中を出来るだけ清潔にしていることで生じるリスクを更に減らすことができます。骨粗鬆症の治療をしている場合は、特に歯科への定期通院をお勧めします。