けんせい歯科技⼯室での感染予防対策の取り組み

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けんせい歯科 歯科技工士 関 多革司

新型コロナウィルスが昨今騒がれる中、けんせい歯科では以前より、感染予防対策について取り組んできました。診療室同様に技工室でも患者さんの安全を第一に考え、取り組んできたので一部ご紹介します。
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【医療事故防止について】
銀色で被せ物の歯など作製するとき、口腔内で先生たちが調整時、取り外しやすいようにノブ(棒状のタイプ)と言われる突起物を付与します。しかし、調整時取り外す時、誤って口腔内に落下するケースがあります。また、誤って飲み込む(誤飲・誤嚥)可能性もあります。そこで、先生たちと意見を交換し、万が一口腔内に落下しても飲み込むことがないようにループ(円状で穴の開いたタイプ)と言う丸い穴にフロス(糸)を通すタイプに変更し、銀色で被せ物の歯に全てに付与する事としました。この手法は意外と、どこの歯科でも行われている訳ではありません。
(小児・障害者治療には用いられますが、全ての被せ物に付与する事は、けんせい歯科特有です)


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【感染予防対策について】
被せ物の歯や入れ歯は院内のみならず、外注を多用しています。院・外を問わず、技工物は診療室に配給するまでにいろいろな人が携わります。そこで、安心して配給できるようにと今回の取り組みを始めました。

  1. 診療室で採った印象(歯型)はまず、除菌・印象の固定剤の中に入れます。(30分~2時間程度。メーカー調べ3時間まで有効)
  2. 手指アルコール消毒後、マスク・グローブ・エプロン(ディスポタイプのもの)をし、再度、印象に除菌スプレー剤(デュールを使用。メーカー調べでは塗布後、1分以上の乾燥)を全体的に塗布し、1分以上乾燥させ、その後、石膏を流します。
  3. 石膏硬化後、歯科技工ラボ(外注先)に集荷あるいは宅配します。
  4. その後、技工物が出来上がり院内に配給されます。
  5. 手指アルコール消毒後、マスク・グローブ・エプロンを装着し、配給された技工物を袋から取り出し、除菌スプレー剤をまんべんなく配給された全ての技工物に塗布します。
  6. 除菌後、水洗し、エアー(風の出るガン)で吹きます。技工物に破損等が無いように、ティッシュペーパー等でカバーします。
  7. その後、袋詰めをし、技工室で保管あるいは診療室に配給します。

ディスポタイプで使いまわす事の無いように常に新品なものを使用しています。出来るだけ安全な状態で配給出来るようには進めていますが、万全とは言い切れません。まだまだ、不備が多いかとは思います。これからも安全・安心な医療を目指して改善していきたいと思っています。みなさん、いいアイデアや方法がありましたら、けんせい歯科までご一報ください。