図書館がおもしろい

図書館がおもしろい。
小中学校では図書室は図書係がいるだけ。高校の図書館は司書さんとのおしゃべりだけだった。就職し、行くことは増えた。静かで広い机をつかえるから。なんとまあである。
図書館は人類の知的財産の倉庫であり、世界の情報につながれる。住民の知的要求に応える潜在力がある。
上映中の「ニューヨーク公共図書館」は刺激的だ。人口800万人に92の本館、分館、研究図書館がありNPOである。市と民間の半々の財源で運営。活発なスタッフ。分館は住民の要求に応えともに歩むコミュニティーセンターでもある。ニューヨークの芸術家、研究者の大切な協力者だ。トランプのアメリカもあるが、力強い市民社会をもつアメリカもある。

宮地秀彰

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