コロナの「贈りもの」

 コロナ禍はそろそろ2年。3密禁止にはじまり、ワクチン接種、重症化予防、ウイルス治療薬の開発まで来ました。医療崩壊回避の病床確保は、いのちを第一にする政治を打ち立ててこそです。
 百年に一度のパンデミックから得た強みは何でしょう。クリニックも前を向き、走ってきました。感染の危険と不安に備え、全職員で学びながら、必要な予防と診療の整備を進めました。保健所、医師会、行政とのネットワークも整えられてきました。この体験は貴重な財産です。
 大変な中、皆さんの身近ではどうですか。人と人のつながりと、いざというときの助け合い、柔軟な考え方などを重ねられているでしょうか。長丁場になりそうです。皆で勇気を共有して過ごしましょう。

宮地秀彰

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