自分の言葉を見つける

相談の電話。戦争、いのち、いま子どもと話さないと無かったことになる。その母さんは、子ども会で講師を頼まれた。ロシアのウクライナ侵略戦争。子どもは映像にさらされ、親も悩んでいる。どう話そうか。
子どもの気持ち、届く言葉、一緒に考えること。私こそ分からない。今まで戦争にふれ感じた感情、自分のいのちを大切にしてこそ人を大切にできる。相談者も分かっている。まず何人かで自由に思いを出し合ってみることを勧めた。
集いは赤ちゃんから中学生、お父さんも参加して大成功、うれしい電話だ。母がわが子の出産の思いを涙とともに語り、子どもは大喜び。戦争の紙芝居もよかったようだ。楽しく、あたたかい眼差しの場ができ、子どもも親も自分の言葉を見つけたと思う。

宮地秀彰

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