「保険でより良い歯科医療を求める請願署名」への取り組みについてのお願い

相互歯科 所長 吉村 斉

この運動は、1992年(30年前)NHKで「噛めない、話せない、笑えない入れ歯の話」という番組が放送され、入れ歯の具合が悪いと答えた方が50%を超えたという内容で、その原因は診療報酬(保険点数)が低すぎたため、満足できる「入れ歯」を保険で作成することが難しい状況でした。そのことの改善を求めて運動が始まりました。その後2000年7月に名称を「保険で良い入れ歯」から「保険で良い歯科医療を」に変更して、乳幼児から高齢者までを含めた歯科の保健・医療制度全般の改善を課題にした運動へと広がってきました。また、歯科治療は自費治療が多く存在することで歯科にかかったらいくらかかるか分からないという不安のため受診を控えている方が多くいることが「保険で良い歯科治療を」全国連絡会での調査で分かってきました。「お金の心配をしないで歯科治療を受けたい」「窓口負担割合を減らして」「保険のきく範囲を広げて」は国民の願いです。ご家族やお知り合いにも広めて下さい。

また、昨年度までは、6月~12月にかけて取り組みをしていましたが、今回からは2024年度の診療報酬改定に間に合うように6月の通常国会での提出を目指して取り組みますので、ご協力の程よろしくお願いいたします。

期間:2023年1月~2023年5月末
署名目標:4000筆

どうぞよろしくお願いいたします。

▼パンフレット(クリックするとPDFで読めます)

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