乳腺外来

乳腺外来

検査・診察のご案内

当クリニックの乳腺外来は、完全予約制です。月~木曜日の午前8時30分~11時受付(診察開始9時)となっております。地域医療連携室(042-524-1371)までお電話ください。
乳腺のエコー、マンモグラフィ技師はすべて女性です。診察も女医が担当しています。

当日、必要に応じて乳腺エコーと乳腺レントゲン(マンモグラフィ)を行い、結果をご説明します。
その結果をみて、追加検査をします。乳房にしこり、くぼみ、乳首からの分泌のある方は早めに病院を受診しましょう。また、市の検診で異常のある方の二次検診も行っています。(必ず結果用紙を持参し、他院であればマンモグラフィのフィルムを借りてきてください。再検査を省略できます。)

特に新しい症状のない方や、良性経過観察の方は、健診センターで予約をとってください。症状のない方も、40代以上は1、2年に一度のマンモグラフィと触診をおすすめします。30代の乳癌も増えてきているので、エコーを中心に時々はマンモグラフィもしましょう。

検査の種類

マンモグラフィ
乳房のレントゲンです。乳房を板ではさんで写真をとるので、人によっては痛みがあります。痛みのある人は、生理の終わった頃にとるのが良いでしょう。若い人では乳腺が白くうつってしこりが見えにくい事がありますが、乳癌の早期の石灰化を見るのにはエコーよりもよくわかります。

被爆のリスクが少しあるので、20-30代の方は、医師と相談の上、必要があるときは行いましょう。当院のマンモグラフィはマンモグラフィ検診施設画像認定を受けており、精度が良く、6人の読影資格を持つ医師が交代で、検診全例のダブルチェックを行っております。
乳腺エコー
乳房にゼリーをぬって、中を見ます。痛みはありません。マンモグラフィでみえないしこりを見つけることもあります。被爆はありません。
乳房MRI
良悪性の区別の参考にしたり、癌の広がりを評価したりするために使います。被爆しません。
病理検査
病理検査にはいくつかの種類があるので、必要に応じて選び、おすすめします。また、乳腺のしこりには、画像でも病理検査でも良悪性の区別の難しいものがあるため、一度の検査で診断がつかないこともあります。その場合は、
画像や病理検査で悪性の可能性の高い場合→再検査、または別の検査を追加します。
良性の可能性が高く、念のための検査である場合→半年後のエコー、マンモグラフィ等をして、変化があればもう一度、病理検査を行います。

【エコー下 穿刺吸引細胞診】
エコーで見ながら、しこりや病変に針を刺して細胞をとります。採血と同じくらいの細い針で、1分位針を抜き差しし、2回くらい細胞をとります。細胞の少ないしこり、出血しやすいしこりでは一度で診断がつかない時があります。5分くらいかかります。
【エコー下 針生検】
エコーで見ながら、しこりや病変に針を刺して細胞をとります。鉛筆の芯くらいの太さの針で、3回くらい細胞をとります。癌を疑う時に行います。癌の多くは診断がつき、治療に必要な情報(※ER,PgR,HER2,Ki67等)が得られます。15分くらいかかります。
※ER,PgR,HER2,Ki67…悪性度やホルモン療法・抗癌剤の効果予測の検査です。
【エコー下 マンモトーム(吸引式組織生検)】
エコーで見ながら、しこりや病変に針を刺して細胞をとります。採血と同じくらいの細い針で、1分位針を抜き差しし、2回くらい細胞をとります。細胞の少ないしこり、出血しやすいしこりでは一度で診断がつかない時があります。5分くらいかかります。
【摘出生検】
エコー検査でも診断がつかない場合、または良性でも手術の希望がある場合、行います。1時間くらいの小手術で、局所麻酔で手術室にて行います。しこりと同じくらいの大きさのお傷でしこりをくりぬいてとります。小さい場合は日帰り・局所麻酔で、大きいしこりでは1泊入院・全身麻酔で行うこともあります。

症状における検査法の考え

乳房のしこりや痛み、くぼみ

しこりは線維腺腫(良性のしこり)、のう胞(水のたまり)が多いですが、乳癌のこともあ ります。乳癌の場合、痛みのないしこりが典型的です。痛みは乳腺症(良性の痛み)、乳腺炎(感染症)が多いです。

検査法の考え

マンモグラフィとエコー、視触診→エコーでしこりがあれば、エコー下細胞診または針生検→1週間後病理結果。診断がつかないときは、再検査または別の検査を考えます。

マンモグラフィで石灰化

石灰化はカルシウムがレントゲンに白くうつって見えることです。良性の石灰化(線維腺腫、のう胞、乳腺症、血管など)が多いですが、悪性(乳癌)の石灰化もあります。形や広がりによって、診断します。もし別の病院で石灰化を言われた場合は、できればレントゲン写真をお持ちください。カルシウムの薬や食生活とは関係ありません。

検査法の考え

マンモグラフィとエコー、視触診→病変がエコーで見えればエコー下細胞診または針生検→1週間後病理結果。見えなければ、半年くらい期間をおいて経過観察。(エコーでうつらない石灰化のみの場合は、ステレオガイド吸引式組織生検という特殊な検査が必要になるので、他院に紹介します。)

乳首からの分泌

授乳期以外は異常分泌なので、一度は調べましょう。白色から黄色でたくさんの孔(あ な)から少量出ているものは良性(乳腺症や薬の副作用など)が多いですが、血性や透明でひとつの孔からたくさん出る場合は要注意です(癌または、良性のポリープのことがあります)。

検査法の考え

マンモグラフィとエコー、視触診。分泌物の検査(細胞診など)。→エコーでしこりがあれば、エコー下細胞診または針生検→1週間後病理結果。診断がつかないときは、再検査または別の検査を考えます。
分泌の様子から悪性が疑われるがエコーでみえにくい病変のときは、乳管内視鏡という 特殊な検査が必要なこともあります。この場合は、他院に紹介します。

乳がんの治療について

術前検査

乳がんの場合、乳房の治療(手術・放射線治療)、リンパ節の治療(手術・放射線治療)、全身の治療(抗がん剤、ホルモン治療)を組み合わせて行います。

手術(乳房、リンパ節)

手術(乳房、リンパ節):1~2週間の入院です。乳房は、乳房切除術(乳房を全部取る)と部分切除術(一部のみとる)、リンパ節は腋窩郭清(リンパ節を広くとる)とセンチネルリンパ節生検(代表のリンパ節2~3個とる)があります。

治療

手術の結果によって、外来で抗癌剤、ホルモン治療、放射線治療をします。(ただし放射線治療のみ、立川病院さんと連携してお願いしています。)

術後経過観察

通常、10年くらい通院して、再発がないか定期的に検査します。
※病状により、術前に抗癌剤を使って癌を小さくしてから手術する場合もあります。
※当院では、人工乳房(シリコン挿入)は行っておりません。

乳腺外来より

どの治療も、よく説明し、ご相談の上、ご本人に一番良い方法を選んでいただけるように努力しています。特に、乳癌の手術は最近どんどん小さい手術になってきています。

女性にとって、乳房を失うことはつらいことですから、部分切除できる方にはまず小さくとることをおすすめします。しかし、画像で大きな広がりのある乳癌の場合、部分切除では取り残し再発する恐れがあります。その場合は、安全のために初めから乳房切除やシリコン再建をおすすめしております。

立川相互病院は癌研有明病院の連携病院であり、診断治療、検診方法は癌研に近い方針で行っています。また、特殊検査は、必要に応じて癌研や近隣施設にご紹介させていただいております。

乳がん患者会『嬉望の会』は、“女が喜ぶ”と“希望”をかけており、お花見会、学習会、乳癌術後でもできる着物の着付会などを楽しみ、その名の通り和気あいあいとした集いになっています。関連の診療所などでは、出張の乳がん自己検診の勉強会(おっぱいの模型で正しい自己検診を体験できます)も行い、早期発見をおすすめしています。ご興味のある方はぜひご参加ください。

ご予約・お問い合わせ

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TEL : 042-524-1371

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火・木8:30~19:00
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