ひかり通信2017年4月号|花粉症対策について

―津島辰也医師(診療所研修中より寄稿)―

 こんにちは!先日東京では桜の開花が発表されました。日に日に春らしい陽気となり、いよいよ春本番というところかと思います。暖かくなってきて嬉しい方もいらっしゃれば、花粉シーズン到来で憂鬱な方もいらっしゃるかと思います。

 花粉症は今や日本国民の約4割が罹患しているとされる国民病であり、近年増加傾向にあります。花粉症は20-30代の若年者に多い疾患ですが、近年は中高年でも増加傾向となっています。

 毎年この季節になると鼻水、くしゃみが止まらない、目がかゆい、などがあれば花粉症が疑わしいですが、一年中鼻がつまっている、などがある場合は副鼻腔炎なども疑われます。今年から鼻水などの症状が出現した、という場合は一度耳鼻科を受診して検査をしてもらってもよいかもしれません。

 治療としては、一番は抗原回避です。すなわち、マスク、メガネ、掃除、寝具の洗濯などが挙げられます。その他一般的な治療としては薬物療法があります。アレグラなどはテレビでCMをやっており、ご存知の方も多いかと思います。ただし注意してほしい点として、花粉症治療薬(抗ヒスタミン薬)は副作用として眠気が出現します。内服後の眠気がひどい場合は、お近くのクリニックで投与量の調整や処方薬の変更をしてもらいましょう。症状を抑える薬とは別に、花粉症を根治する治療法もあります。免疫療法といい、花粉の抗原を皮下注射あるいは舌下にスプレーを繰り返すことで、アレルギー反応を減弱させる治療法です。この治療法は根治が望めますが、複数回投与を行わなければならないため、根気が必要かもしれません。

 症状がひどくて眠れない、日常生活に支障をきたす場合は、専門医の受診をお勧めします。

⇒ 詳しくは「ひかり通信2017年4月号」をご覧ください

ページ上部へ戻る