2026年2月

 Wさんは、二人の孫が台湾の元首を選ぶ総統選挙に行ってきた、と嬉しそうに話してくれた。彼らのお母さんが台湾人であり、二重国籍を取得でき選挙権があるからだ。台湾における戦後の独裁体制からの数十年にわたる民主化の闘い。若者たちのひまわり学生運動を思い出す。広く注目されたデジタル技術のコロナ対策、半導体にみる高度な産業力、一人あたりGDPでは日本を抜いている。戦い取った民主主義、豊かさと自由。誇りをもてるもう一つの祖国。家族の歴史に受け継がれた実感があるのだろう。
 私たちは衆議院選挙で、自民党に3分の2を超える議席を与えた。政治が右へ右へと流れ、再び戦争に向かう危機感がある。戦争をしない、自由で豊かな、そして独立した国をつくる長い運動が待っている。

ページ上部へ戻る