日々の医療と731部隊

 6月14日クリニック3階で友の会の映画会「医の倫理と戦争」が行われた。森村誠一の「悪魔の飽食」で広く知られた、旧満州にあった日本陸軍731部隊を取り上げた映画だ。部隊の非人道的行為は、我が国では深く反省されることなく日本の医学医療に影を落としていることを明らかにする。
 映画で、看護師が、医療従事者は日々患者と向き合う中で、医の倫理の視点で問い続ける必要性を語っている。戦争準備か、社会保障重視かの中に日本はある。医療の制度と診療の単価を国が決める以上、現場に現れる矛盾は政治に行き着く。患者に必要な医療を行うとき、貧困や介護力の問題は、具体的なものとなる。現場での議論、患者や市民と共に考え、理解と運動を広げること。政治は生活であり、生活は政治だ。

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