活動報告 ACTIVITY

高校生模擬カンファレンスを開催しました

学生

8月3、6日に、看護師を目指す高校3年生を対象とした模擬カンファレンス企画を行いました。
この企画は、新型コロナウイルスの影響により看護体験が出来ない中で、少しでも看護師の仕事を体験できる企画を行いたいということで、今年から開催しました。
当日は緊急事態宣言が発令されたことに伴い急遽オンライン開催となってしまいましたが、そのような中でも29名の高校生が参加しました。

参加される方が高校3年生ということで、本題に入る前に看護学校の選び方についての説明、看護師の1日の仕事の動画鑑賞をしました。
その後、模擬患者を設定し、グループに分かれてカンファレンスを行いました。
始まった当初は緊張した面持ちでしたが、カンファレンスが始まると、患者さんの気持ちに寄り添う看護を行えるよう積極的に様々な意見を出していました。
今回はせん妄状態の患者さんを想定したカンファレンスだったので、病室の環境を患者さんが過ごしやすいように調整する、家族と交流できるように通信機器を準備するなど、具体的な意見がたくさんあげられました。

参加した高校生からは、
「患者さんの病気だけでなく、家庭背景や病室の環境をもとに、その人に何をしてあげられるかを考えるのが大切だと感じた」
「自分の意見を伝えることの難しさや、他の人の意見を取り入れることの大切さを知ることができた」
「自分では思いつかない意見が出てきて、なぜ医療現場でカンファレンスをするのかよく理解できた」
等の感想があげられました。

カンファレンスを行う意味や難しさ、そして患者さんに寄り添う看護とは何かを少しでも感じていただけたのではないかと思います。
今後は看護学校合格に向けて大変な時期になると思いますが、看護の仲間としてお会いできる日が来るのを心待ちにしております!

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