活動報告 ACTIVITY

第25回LLLを開催しました

イベント

514日(土)に、東京民医連の看護奨学生が一堂に集まり学習・交流を行うLLLLet’s Learn of Life)を開催しました。

昨年度に引き続きオンラインでの開催となりましたが、今回は学生が実行委員として主体となって準備をしてきました。
健生会からも1名の学生が実行委員として活動し、全体で106名の学生が参加しました。

今回のテーマは「コロナ禍で増えた高齢者と介護者の苦痛~みんなが自分らしく生きるためには~」です。
コロナ禍で在宅の介護が増加したこと、デイサービスなどの施設を利用しにくくなったことなどから、家族への負担が大きくなりました。
そのような状況下で辛い思いをしている家族・介護職員に目を向け、必要な支援を行えるように学習することを目的としました。

講演では、すこやか福祉会の中村事務局長にお話ししていただきました。
高齢者虐待が起こる要因や虐待の種類などを解説し、具体的な高齢者虐待事例の紹介がありました。

次に、虐待を起こさないようにするために、アンガーマネジメントなどを利用し虐待の起きる要因にどう対処していくか、介護者への支援の紹介、民医連の看護職員としてどう関わっていくべきかというお話がありました。

また、奨学生同士の交流も行い、講演後にはグループワークを行いました。講演の感想やこれから看護・介護の現場に関わるうえで、どうしていくべきかをグループで話し合いました。

公的な支援を学び提供できるようになること、患者さんはもちろん、家族にも寄り添うことが大事という意見が出ていました。

ぜひこれから看護師になった際に、今回の学びを活かしてほしいと思います。

参加学生の感想
  • コロナ禍であるからこそ、外部の目が行き届きにくく虐待増加や介護者がより困っているのではないかなと現在の問題を考える良い機会になった。
  • 実際に現場で働いている人から講義を受けて事例などから詳しく実態について触れ、考えることができた。
  • グループで話したり交流したりする事で、1人で学ぶよりもさらに深い学びにつながったのでよかった。

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