活動報告 ACTIVITY

あきしま相互病院 3階わかば病棟「印象に残った患者さんとの関わり」

若手看護師

私はあきしま相互病院の地域包括ケア病棟で働いている2年目の看護師です。
地域包括ケア病棟は、急性期治療を終えた患者さんが在宅や施設への復帰に向けて、リハビリテーションや生活支援を行う病棟です。
急性期の病棟に比べ患者さんを生活の視点から支えていくことが多いです。

私が印象に残っているのは、90代男性の方で誤嚥性肺炎になり急性期の治療を終えてから当院に転院してきた方です。
嚥下機能の低下がありますが食べることが好きな方でした。
入院後は義歯や食事形態を調整したことで、患者さんに合った食事を提供することができました。
リハビリに対するモチベーションが低い方でしたが、離床すると珈琲が飲めることを伝えるとすぐにベッドから起き上がり真面目に体操に取り組まれていました。
好物の羊羹やとろみ付きの珈琲をおいしそうに食べていた姿がとても印象に残っています。
退院後の在宅医療が整い、リハビリによりADLが向上し、1度自宅へ退院されました。

しかし、その数か月後に病状の悪化で再び当院に入院されました。
前回の入院時よりもかなりADLが低下しており、高齢であることから前回の入院時よりもできることが限られてしまいました。
ですが、本人やご家族から最後まで口から食事を食べたいという強い希望があり、亡くなる数日前まで全介助で食事の提供を続けていました。
最期は緩やかに亡くなられていきました。入院中という制限が多い中でも、その人の希望に少しでも寄り添いお看取りすることができたのではないかと考えています。

どのような状況であっても、その人らしく生きていくことを支えられる看護師になりたいと改めて考えさせられました。
毎日目の前の業務に追われがちですが、患者さんとコミュニケーションをとっていくことや、ひとりひとりの思いに応えていくことを忘れずに働いていこうと思います。

 

 

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