リハビリテーション

リハビリテーション科

当院では脳血管疾患や整形外科疾患の患者様の入院リハビリと、当院を退院された方の外来リハビリを行っています。
『その人らしい生活が送れるよう、患者・地域の人々と共に切れ目ないリハビリテーションを行います』を基本理念としています。院内スタッフや地域スタッフとの連携を蜜に、末永く安全に暮らしていただけるよう支援させていただきます。
退院前の家屋評価やケアマネージャーさんとの合同カンファレンスなども積極的に行っています。
(リハビリテーション科 技士長 長瀬 由美子)

スタッフ紹介

構成人数(2018年10月1日現在)
理学療法士 15名
作業療法士 10名
言語聴覚士 4名
構成人数計 29名
キャリア(経験年数)
1~3年 5名
4~6年 6名
7~9年 6名
10~15年 3名
16年以上 7名

訓練別リハビリのご紹介

理学療法 PT(Physical Therapy)

理学療法は日常生活において必要となる動作や歩行の獲得を目的として訓練をおこないます。
訓練室だけではなく実生活の場である病棟においても積極的に介入し、生活全般の活性化を支援します。さらに、家屋環境の状況を踏まえて、個別のニーズに合わせた動作訓練を行います。
患者さまだけでなく、ご家族にも参加していただき、セラピストがマンツーマンでおこないます。

歩行練習
患者さまの身体状況に合わせて杖や歩行器、下肢装具などを使用して行います。

応用歩行練習
屋外歩行や階段昇降、横断歩行や踏切の横断、段差昇降 など様々な場面で行います。

起居動作・床上動作練習
寝返り、起き上がり、移乗動作を練習します。自宅の和式生活に合わせた動作練習も必要に応じ行います。

公共交通機関の練習
退院後に電車やバス、タクシーの利用が必要な方は入院中にセラピストが同行して行います。

杖、歩行器、車椅子、下肢装具・体幹装具の選定や作成

作業療法 OT(Occupational Therapy)

作業療法では病気やけが、加齢による障害が発生した方に、作業活動を通して機能や能力の改善を図り、退院後の生活を支援します。作業活動には、日常生活動作のほか、趣味や仕事、日課、休息等も含まれます。作業療法の基本目標は「その人らしい生活の獲得」です。退院後、安心して社会とつながりのある生活が営めるよう、入院時から退院後の生活を想定した積極的な訓練を重視しています。
急性期を経て状態が安定し、より具体的な退院後の生活をイメージして、生活していく為に必要な能力の開発や手段の習得を目指します。
・運動や感覚・精神・認知機能訓練・高次脳機能訓練
・セルフケア訓練
・家事動作訓練
・買い物や公共交通機関の利用など外に出る訓練
・趣味活動・復職支援

病棟ADL訓練
早期の病棟歩行訓練と同様に、病棟でのADL訓練を早期に実施する事で、病棟内動作の自立が早くなります。当院では入院日より病棟ADLの評価・訓練を実施しています。実際の場所や時間での実施する事が、自宅での習慣化に繋がります。

言語聴覚療法 ST(Speech Therapy)

言語聴覚療法では、コミュニケーションや食べる機能などに問題を抱える方に対して、機能訓練や社会生活を営むための援助を行っています。高次脳機能障害は患者様本人や周囲から理解されにくいため、丁寧な説明と心理的なケアを心がけています。

失語症
話す・聞く・読む・書く・計算などが難しくなります。個室で1対1の訓練を行い、患者様の状態に合わせてお部屋でできる宿題をお渡しします。また、複数の患者さまで集まり、会話やゲーム、歌などを行う機会を設け、コミュニケーション機会を提供できるよう心がけています。

高次脳機能障害
記憶障害(新しいことを覚えたり、病前の事を思い出せなくなる)や注意障害(注意散漫になったり、集中力が続かなくなる)、遂行機能障害(物事を計画的に考えて実行することが難しくなる)などに対して、検査や訓練を行います。退院後の生活がスムーズになるような工夫やサービスの利用などを提案し、必要に応じて復職や復学などの援助を行います。

運動障害性構音障害
ロ腔器官(顎、ロ唇、舌など)の動きに制限が生じて、発音がうまくできなくなります。ロ腔器官の運動や構音訓練を行います。50音表やコミュニケーション機器を使用する場合もあります。

摂食・嚥下障害
うまく噛めない、飲み込めない、ムセるなど、食べることに障害が生じます。嚥下造影検査(VF)や摂食機能訓練、食事環境の調整などを行い、安全に楽しく食べられるよう援助します。また、外泊や退院前には、食事を準備・介助して下さるご家族やヘルパーさん等に対して、安全な食形態やトロミの付け方、食事の姿勢、介助のコツなどを指導します。

外来訓練
上記の障害のある成人の患者様に加えて、こどもの発音障害(機能性構音障害※1)に対する個別訓練も行っています。

お子様の訓練については、子ども診療所を受診する必要があります。

※1機能性構音障害とは、発達やロ腔器官に問題が無いにもかかわらず、特定の音を発音できない障害です。一般的には「からす」→ 「タラス」、「さかな」→「チャカナ」「タカナ」やのように、力行やサ行の誤りが多くみられます。

訓練対象は原則的に5歳以上です。

患者会 たけのこ会

リハビリ患者会「たけのこ会」は1983年(昭和59年)立川相互病院リハビリ患者さまとその家族が集い、第1回秋の患者会がもたれました。以来、活動が継続されています。
脳卒中などで麻痺した手足や言葉は、入院中はしっかりリハビリ出来ますが、退院してからが大変なのです!!「どうしょうか?どうすれば?」不安だらけです。そこで体験者の話、先輩の一言を聞きたい、そんな集まりが「たけのこ会」です。麻痺に勝つにはどのようにしたら良いかをテーマに、いろいろ試行錯誤しながら頑張りすぎないように頑張っています。頑張りすぎると色々と障害が出てくるようです、ほどほどが良いのですが、その人によって違うようですね。

たけのこ会の年間活動
たけのこ会は、年4回大きな集いをやっています。
春はお花見、夏はボーリング、秋は一泊旅行、冬は総会・忘年会です。カラオケの集いも実施しています。
毎回の行事の際は、医師、研修医など多く参加していただきます。一泊旅行の際なども、車椅子でも安全に旅行に出かけられるのは、これだけの人たちが応援してくださっているからです。

      

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