「色」を上手に取り入れた生活を!:暮らしの健康教室

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 11月16日はいい色の日です。色は私たちの心や身体に作用しています。例えば赤系の明るい色は気持ちを興奮させて血圧を上げる作用があり、逆に青系の暗い色は気持ちを落ち着かせて血圧を下げる作用があります。また、色と物事が結びついて、暗記や理解力を高める効果もあります。

生活に色どりを

「赤色」…元気が欲しい時や自信をつけたい時は、赤色を見たり身につけたりしてみましょう。寒い時に赤系を取り入れると、体感温度を上げる効果もあります。
「黄色」…左脳を刺激して、判断力・記憶力・理解力を高めます。不安を解消する効果もあるので、人前で話をする場面やコミュニケーションを図りたい時などに取り入れると良いです。
「緑色」…気持ちを穏やかにして心身のバランスを整えます。リラックスしたい時や目の疲れを感じた時は、緑色のものを見てみましょう。
「青色」…冷静になりたい時や集中力を高めたい時は青色が良いです。心身を落ち着かせて長時間集中することができます。食欲を抑える効果もあるので、ダイエット中は食卓に青いものを置いておくと良いです。
「紫色」…病気や疲労から回復を図りたい時は紫色を取り入れましょう。寝室に紫色があると安眠効果を得られます。また、感性を鋭くする効果もあるので、発想力を高めたい時にもお勧めです。
「オレンジ色」…食欲のない時はオレンジ色が良いです。部屋の照明をオレンジにすると、食欲増進や活動的な気持ちになる効果があります。また、恐怖や不安などで心が不安定な時も、オレンジの光を見ると気持ちを落ち着かせることができます。

身の回りの色に注目

 その時々の気分や体調によって、目に留まる色は違うかもしれません。気になった色で心身の状態を振り返ったり、ここぞという時に色の効果を借りてみてはいかがでしょう。

◇「健康のいずみ」11月号(2022年11月5日/第587号)より

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