生活を見直していきいき糖尿病予防:暮らしの健康教室

食べ物、運動、睡眠で健康に

毎年11月14日は世界糖尿病デーです。1型、2型と種類のある糖尿病ですが、2型糖尿病は生活を見直すことで予防ができます。2035年に予測される全世界患者数の70%以上、1億5千万人は発症を抑えたり遅らせたりできるという推計もあります。

高血糖状態の初期には自覚症状がありません。しかし糖尿病を放置すると、心臓疾患や失明につながる眼疾患、透析が必要な腎障害、神経障害からは足の壊疽を引き起こします。

糖尿病を予防するポイントは全部で7つです。
①主食・主菜・副菜を取り揃えた食事。
最近は、炭水化物を抜くダイエット法が流行っていますが、これの落とし穴はおかずを多く摂ってしまい、カロリー過多になる可能性があることです。炭水化物は脂質、たんぱく質に並ぶ3大栄養素の一つ。糖質を怖がらず、適量を守って摂ることが大切です。
②野菜の摂取。
食事の最初に野菜やきのこ、海藻類など食物繊維の多い食品を食べることで血糖の上昇を緩やかにします。
③間食はほどほどに。
どうしても食べたいときは昼食後すぐに食べるようにし、カロリー表示を見て選ぶようにしましょう。
④砂糖入り飲料に注意。
スポーツドリンクや炭酸飲料には意外と砂糖が多く含まれています。水やお茶、低カロリーのものや0カロリーの飲料を選びましょう。
⑤適度な運動。
ウォーキングなどの有酸素運動が効果的です。特に食後1時間に運動をすると血糖が上昇しすぎるのを防ぐ効果があります。
⑥質のよい睡眠。
睡眠不足は血糖値を下げるインスリンの働きを妨げ、また食欲増進ホルモンが多く出るので食べ過ぎてしまう場合があります。
⑦禁煙。
煙草もインスリンの働きを妨げます。血糖が高めもしくは糖尿病の方はぜひ禁煙をしましょう。

糖質は身体に必要な栄養素ですが、摂りすぎると悪影響を及ぼします。糖尿病にならないため、悪化させないために今日から取り入れられることを始めてみてくださいね。

糖尿病予防7つのポイント
①主食・主菜・副菜を取りそろえた食事
②野菜、きのこ、海藻を摂る
③間食はほどほどに
④砂糖入り飲料に注意
⑤適度な運動
⑥質のよい睡眠
⑦禁煙

◇健康のいずみ 第515号(2016年11月5日)より