季節性うつを吹き飛ばそう:暮らしの健康教室

日照時間が短くなる秋から冬に要注意

だんだんと日が短くなり、あっという間に日が沈んでしまう季節です。冬至とは一年のうちで最も日照時間が短くなる日のことをいい、今年は12月22日がそれにあたります。一年で最も日照時間が長い夏至に比べ、東京では4時間40分も差があります。
秋から冬にかけて毎年あらわれる、季節性うつ病という病気があります。季節性うつ病は日照時間と関係があり、日照時間が短くなる10月から11月にかけて症状が現れ始め、日差しが長くなる3月頃になると回復するというサイクルをとります。症状は、気分の落ち込みや倦怠感、集中力の低下や、過眠、食欲の減退または亢進などが挙げられます。
季節性うつ病を予防するための6つのポイントを紹介します。

①太陽の光を浴びる
日照時間を変えることはできませんので、カーテンを開けるなど、積極的に太陽の光を浴びるようにしましょう。

②バランスの良い食事
脳内物質であるセロトニンが不足すると、うつ症状を引き起こすと考えられています。肉や魚などのタンパク質やビタミン・ミネラルを十分に摂り、セロトニンの生成を促しましょう。

③適度な運動
運動を習慣化することで、落ち込みやイライラなどの症状を改善する効果が期待できます。特に太陽の光を浴びながらの運動がお勧めです。

④気持ちを話せる人を見つける
落ち込んだ気持ちを一人で抱えていると余計に悪化してしまいます。辛い気持ちは溜め込まずに、誰かに話してみるようにしましょう。

⑤自宅や仕事場を明るくする
午前中に起床してすぐ自然の光に当たることが難しい場合は、自宅や仕事場の照明を明るいものに取り替えることも効果的です。

⑥やることリストを作っておく
やることリストを作り、優先順位を整理することで、気持ちの落ち込みを緩和させることができます。

冬になってから気持ちが沈みがちになっている方は、ぜひ6つのポイントを意識して楽しく冬を乗り切りましょう。

◇健康のいずみ 第540号(2018年12月5日)より