コロナとロコモ:暮らしの健康教室

意識的な運動でコロナに負けない身体づくりを

 6月5日はロコモ予防の日です。ロコモとはロコモティブシンドロームの略で、筋肉の減少や関節や骨の疾患などによって、立ったり歩いたりするための身体能力が衰えた状態のことです。ロコモを予防するためには、若い頃からの運動習慣が大切です。

運動はコロナ対策としても重要

 長引くコロナ禍の影響で、運動不足の人が増加しています。新型コロナウイルスに感染した成人を対象にしたアメリカの調査では、運動不足は新型コロナウイルスの重症化や死亡リスクの増加と関わりがあると報告されました。定期的な運動は、寝たきり予防だけでなく感染対策としても重要です。

まずは簡単な運動習慣から

 運動習慣がなかなか身につかない方は、自宅でできる簡単な運動から始めてみましょう。起床時や就寝前の5分間など、時間を決めてしまうとよいです。忘れそうなときは、アラームを使ってみましょう。時間がない方は、歯磨きをしながらのスクワット、テレビやスマホを見ながらのストレッチなど、何かをしながらの運動がお勧めです。まずは1週間続けることを目標にしましょう。

継続のコツ

 身体を動かす習慣がつき始めたら、自分が楽しめる方法を考えてみます。嫌だと思うものはなかなか続けることができません。誰かと一緒に始めて報告しあったり、日記などに記録したりして継続の様子が実感できるようにするとよいです。
 また目標を持つこともポイントです。具体的な達成期日や達成基準を考えましょう。期日は行事や約束など自分だけでは変更できないもののほうがよりよいです。達成基準は数値目標でもよいですが、「ウォーキングのイベントに参加して無事ゴールできる」など設定した日に達成したいことを目標にすると運動が取り組みやすくなります。歩くとポイントがたまるアプリの活用もお勧めです。
 コロナの時代だからこそ、運動を意識して健康な身体づくりをしていきましょう。

◇健康のいずみ 第570号(2021年6月5日)より