4月は「変化」を少なく:暮らしの健康教室

まずは変化に慣れることを意識し、徐々に新しいことを

変化の季節だからこそゆとりを

 4月は新しい生活や環境など、何かと変化の多い時期です。寒暖の差が大きく、不安定な気圧による天候の変化も大きいです。このように変化が大きい状態は、緊張やストレスとなって自律神経が乱れ、5月病などの心身の不調を感じる可能性があります。
 5月病にならないためにも、4月は”変えすぎない”ことを意識しましょう。昇進や進学などの良い変化であっても、緊張して疲労はたまります。その中でさらに、ダイエットや習い事などの新しいことを取り入れすぎると、心身の負担につながります。まずは変化に慣れることを意識し、徐々に新しいことを始めるようにしましょう。またすでに日々行っていることでも回数や時間を減らすなど、ゆとりを持つようにするのもよいです。

疲れたと感じたら

 疲れたと思った日は普段よりも早く寝るようにしましょう。疲れを感じていなくても、朝すっきり目が覚める程度の睡眠時間は確保するようにしてください。起きる時間がバラバラになると自律神経を乱す原因となります。休日でも起きる時間は変えずに、平日と同じ時間に起きるようにしましょう。

生活の中で気をつけたいこと

 毎日朝食を摂ることも大切です。主食・主菜・副菜をそろえたバランスの良い食事を心がけましょう。大豆製品や乳製品、バナナなどは精神を安定させるホルモンの材料となります。ブロッコリーや苺はストレスに対抗するためのビタミンCが豊富ですし、豚肉やカツオ、ブリなどは自律神経の働きを助けるビタミンB1が豊富に含まれています。これらの食品を積極的に摂ることもお勧めです。
 服装は脱ぎ着しやすい服装にし、気温の変化に対応できるようにしておきましょう。長時間の乗り物での移動は自律神経を疲れさせる要因の1つとなります。出かける際は近場にし、ゆったりしたスケジュールにするのがお勧めです。
 変えすぎないこと、変化に慣れることを意識して、春の変化による不調を予防していきましょう。

◇「健康のいずみ」4月号(2022年4月5日/第580号)より