活動報告 ACTIVITY

6階西病棟「1年目の思い出」

若手看護師

私は立川相互病院6階西病棟で働く2年目の看護師です。

6階西病棟は循環器・腎臓内科の病棟です。

循環器内科は心不全や心筋梗塞・狭心症の患者さんが多く、心臓カテーテル治療から、終末期として緩和ケアまで幅広く学ぶことが出来ます。心不全は急性憎悪を繰り返しやすい病態であり、入退院を繰り返される患者さんも多く、深く関わる事ができます。

腎臓内科は透析をしている方や透析導入するために入院される方が多く、透析について学ぶことができます。

 

これまで様々な経験をし多くの事を学びました。
その中でも特に印象に残っているのが、1年の冬ごろに受け持った癌ターミナルの患者さんです。
疼痛緩和として麻薬の内服をしている患者でしたが、麻薬への恐怖から内服をしてくれず、ずっと苦しい苦しいと言っていました。
先輩が麻薬を持って行った時は内服するのに私が持って行った時は内服してくれず何故か分かりませんでした。
その時、自分が毎日患者の苦痛は何なのか、どの様にしたら安楽になれるのかを考えられていなかった事に気付きました。
全身状態をみるだけでなく、患者とコミュニケーションを図り患者の好きなこと、生育歴を話したり、自分の事を話したりする内に患者さんの笑顔が増えて行きました。
そうすると麻薬もすんなりと内服して頂けました。
患者の苦痛緩和を図るには日々の何気ない会話や気遣いから信頼関係を築いていく事が必要だと学びました。

 

勉強熱心な先輩が多く、様々な事を教えて頂けます。私は2年目になり更に自信をつけるために心電図検定を受けました。新しい知識を身に付ける事はとても楽しく、日々の看護にも活かされているように感じます。

今後も更に成長し、頼り甲斐のある看護師になれるように頑張ります。

 

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