第3回看護セミナー「排泄ケア」を開催しました
イベント2022年10月15日(土)、第3回看護セミナーを開催しました。
今回のテーマは「排泄ケア」です。
あきしま相互病院の2、3年目の看護師が講師となり、12名の看護学生に向けて講義を行いました。
まず始めに、排尿のメカニズム、排尿障害が起きてしまう原因、排尿障害の種類などを説明し、その後排便のメカニズム、便秘の定義や便秘の種類、便秘の対応についても解説をしました。
実技では、参加者が4~5人のグループに分かれ、ペットボトルを尿道口に見立てて一人ずつ導尿手技を体験しました。
初めはなかなかコツのつかめなかった参加者でしたが、講師から「消毒液は袋をしっかり開けると取り出しやすいよ」「押さえている手は離さないように注意してね」と具体的なアドバイスをもらい、徐々にスムーズに手技を行う事が出来ていました。
また、水で濡らしたオムツに2分間手の甲で触れてみて、どのような感触がするか体験する。という実技も行いました。
参加者からは「2分という短時間でも手が湿って嫌な感じがした。これがずっと肌に触れていると思うと違和感もあって辛いと思った。」という声が聞かれました。
講師からは「患者さんがどのように感じているか?という視点を看護師になっても大切にしてほしい。」という言葉があり、患者さんの気持ちに寄り添うという事を参加者も少しイメージが出来たようでした。
今回のセミナーでは実技を体験する時間を多くとる事ができ、「現場に出てからも役立ちそう」「現場で働く看護師さんから色々な話が聞けてためになった」と参加者にとって満足度の高い講座になりました。
次回の看護セミナーは12/17(土)に「感染対策」のテーマで開催されます。
皆さまの参加をお待ちしています!