活動報告 ACTIVITY

5階東病棟「印象に残っている事例」

若手看護師

私は5階東病棟で働いている2年目の看護師です。

5階東病棟は消化器内科と呼吸器内科の混合病棟です。

内視鏡検査や癌の化学療法で比較的短期間の入院で帰られる方や、慢性的な呼吸器疾患で在宅酸素導入される方、癌ターミナルで苦痛緩和のために麻薬を使用する患者さんも入院する病棟です。入退院を繰り返される患者さんも多くいらっしゃるため、本人の性格や普段の生活を把握し、深く関わることができます。看護師11人を覚えて「今回もよろしくね」と声をかけて下さる方もいらっしゃいます。

 

これまでに様々な経験をし、多くのことを学びました。

その中でも印象に残っているのが、1年目に受け持った肺結核の患者さんです。

認知症があり疾患・治療の理解が困難な方でした。感染防止のために隔離が必要でしたが、不安が強く「寂しい」と5分おきにナースコールを押したり、点滴を自身で引っ張って抜去しようとしたりしました。治療を継続するために受け持っているチーム全体や、医師やリハビリ担当者も交えて何度もカンファレンスし、介入方法を考えました。

精神科の医師に診察してもらい薬剤を調整したり、認知症認定看護師を中心に結成された院内の認知症ケアチームに相談しました。馴染みのあるぬいぐるみを家族に持ってきてもらうなど環境調整を行ったり、生活リズムを整えるために時計を見えるところに置いたり毎日日付を尋ねたりしました。隔離期間が終了してからはリハビリで車椅子乗車しナースステーションで過ごしたり、実習の看護学生が足浴を実施したりしました。

すると、ずっと不安気だった表情が笑顔になり、不安の発言も明らかに減少しました。治療も拒否なく継続でき急性期治療が終了し、3か月ほどの入院期間を経て転院されました。何度も「ありがとう」と言ってくださったのが印象に残っています。

患者さんの不安を軽減するために多職種で連携し、毎日介入していたので患者さんの笑顔を見たときには嬉しく、達成感を抱くことができました。

 

疾患や治療が難しく勉強が大変なこともありますが、様々なことを学ぶことができ知識の幅が広がります。勉強会を定期的に開催し、時にはほかの職種を講師に招くこともあります。職場の先輩方も勉強熱心で、一緒に参加しています。

患者さんのために何ができるか、いつも皆で考えている雰囲気の良い病棟です。

私もより良い看護が提供できるように頑張ります。

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