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ナースエッグフェスティバルが開催されました

イベント

11月26日(土)にナースエッグフェスティバル(通称NEF)が開催されました。NEFは関東の民医連の奨学生が学習・交流する場として毎年開催されており、今年も東京・神奈川・千葉・茨城・栃木の一都四県から多くの看護奨学生が参加しました。 

 

今回のテーマは「社会保障について学ぼう~コロナ禍で誰でもなりうる貧困問題~」です。

長引くコロナ禍に加えて物価高騰などで生活が困窮する人が増えており、貧困は決して他人事ではないという事、社会保障について知識をつけたいという思いからこのようなテーマとなりました。

講義は大阪医科薬科大学 西岡大輔医師が担当して下さり、日本の社会保障の実態・貧困率の推移や、貧困は人々の健康に影響を及ぼす重要な要因であるという事をお話して下さいました。

 

また、講義の中では実際の事例に対して「自分だったらどうするか?」という視点で考える場面もありました。学生達はただ講義を聞くだけでなく、当事者の目線から事例をとらえる事が出来ていました。

 

講義終了後はグループディスカッションを行い、貧困に陥った人に対して看護師として何が出来るかを話し合いました。「個人に合う支援を他職種と一緒に考える」「患者さんが何を望んでいるのかを聞き取り、最善策を一緒に見つける。」など意見が出されました。

ディスカッション後は、学校生活での不安なことを共有・アドバイスをしあうなど、住む場所や状況は違いますが、同じ看護学生として交流を深めていました。

 

今年度も新型コロナの影響でオンライン開催となり、大変なところもありましたがそれでも学生の皆さんは楽しく過ごすことが出来たようでした。

ぜひ来年度は一堂に会し、直接顔を合わせて交流が出来ればと思います。

 

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