活動報告 ACTIVITY

4階東病棟「印象に残った患者さんとの関わり」

若手看護師

私は、立川相互病院の4階東病棟で助産師として働いています。今年で2年目となりました。1年目は主に、婦人科や新生児、褥婦を担当します。1年間で多くの方を受け持たせていただきました。その中でも、1年目の研修で患者インタビューに承諾してくれた婦人科疾患を患うAさんが印象に残っています。

 Aさんは、笑顔が素敵な方で、周りの人も優しく包み込む、活力が溢れている方です。病状で不安に思うことが多いと考える中、その時にできる最善の治療を前向きに受けており、患者さんとして、人として尊敬できる方です。私が1年目で慣れない中でも、Aさんは「ゆっくりで良いから大丈夫だよ」と笑顔で優しく接してくれました。その当時の私は、毎日が不安と緊張でいっぱいでした。患者さんを支える立場でいなくてはならないのに、逆にAさんに助けてもらっていたと考えます。いつも前向きなAさんですが、最初に告知を受けた時や様々な治療に際して、計り知れない多くの思いや辛さがあったと思います。

 私はAさんとの関わりを通して、入院中という短い期間の患者さんだけでなく、今までどのような人生を歩み、退院後はどのように過ごしたいのか理解することが重要であると学びました。そのためには、信頼関係を築くことが大切です。これからも1人ひとりの患者さんと信頼関係を築き、思いを引き出し、患者さんの望む生活に近づけるよう看護をしていきたいと考えます。日々勉強の毎日ですが、定期的に入院しお会いするAさんに成長した自分を報告できるよう、自身の看護実践能力を高めていきたいです。

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