第5回 看護セミナー「COPD(慢性閉塞性肺疾患)について」を開催しました
イベント12月14日(土)に第5回看護セミナー「COPD(慢性閉塞性肺疾患)について」を開催し、8名の看護学生が参加しました。今回の講師は、立川相互病院5階東病棟と6階東病棟の2年目看護師です。
はじめに、呼吸器の解剖生理について講義があり、各器官の名称を確認しました。
COPDの病態生理の講義では、原因や症状、治療方法を説明しました。
患者の事例を用いて、既往歴や呼吸機能検査、CT検査の結果から、気になる所見や病名を考えてもらいました。発表では全員、正解していて優秀な学生達でした。
実技は、肺音聴取体験と酸素体験のグループに分かれて行いました。
肺音聴取体験では、お互いの肺音を聞いた後に、副雑音クイズを行いました。いびき音や水泡音など4種類の副雑音を聞き、学生に答えてもらいました。聞き取りにくい音や違いがわかりにくい音があり、少し難しかったようです。
酸素体験では、酸素マスクや鼻カニューレから実際に酸素を吸入してもらいました。酸素体験を行った学生からは「酸素マスクのゴムが耳に食い込んで違和感がある」、「動きづらい」という感想があり、患者さんの大変さを体験してもらうことができました。
参加した学生の感想
・負担が少ないと思っていた鼻カニューレも患者さんにとっては、常に違和感や苦痛があることがわかりました。
・講義もわかりやすく、実際に酸素ボンベを使ってマスクをつけられて勉強になりました。
・実技で様々なデバイスを見ることができたり、実際に肺音の聴取をしたりして勉強になりました。
次回のテーマは「心不全」です。
2年目看護師が講師となり、実技を交えたセミナーを開催いたします!
看護学生のみなさまのご参加を心よりお待ちしております。
次回のテーマは「心不全について」です。
2年目看護師が講師となり、実技を交えたセミナーを開催いたします!
看護学生のみなさまのご参加を心よりお待ちしております。