6階西病棟「1年目の研修の思い出」
若手看護師私は立川相互病院の6階西病棟で働いている2年目看護師です。
6階西病棟は循環器・腎臓内科です。循環器内科では心不全や心臓カテーテル検査目的、ペースメーカー埋め込み目的などの患者様、腎臓内科では腎不全や透析をしている患者様が入院しています。
最初の頃は、毎日の業務をこなすことに必死で出来ないことも多く、不安な毎日を送っていました。
1年目の研修は月に1回程度様々な研修があります。その中でも私が特に印象に残った研修は、患者体験の研修です。病棟の空きベッドに、足に抑制を付けた状態で1時間寝て過ごしてみたり、酸素鼻カヌラをつけてみたり、吸飲みを使用し介助で飲水したりしました。
実際に病室のベッドに寝ていると想像以上に物音が聞こえ、気持ちが休まらないと感じました。先輩看護師にわざと悪い例の看護師を演じてもらうと、病室に訪室・退室する際にカーテンを勢いよく開閉していたり、ナースコール押した際に不愛想な態度で対応されたりしました。忙しいとついやってしまいそうなことですが、実際にこれらのことを体験することで感じることや学びが多くありました。
また、月に1回程度の研修があることで同期と顔を合わせ話す機会があるためホッとする時間でもありました。
まだまだ分からないことが多くあり不安な気持ちになることもありますが、先輩方が優しく丁寧に教えて下さるため安心して働くことが出来ています。今後もより良い看護が提供できるよう日々精進していきます。