新年度の始まりはリフレッシュを意識して:暮らしの健康教室

頑張りすぎは心の不調の引き金になります

 新年度である4月は、新しい環境へのストレスによって心身の不調をきたしやすい時期でもあります。また「春眠暁を覚えず」と言われるように、暖かくなると身体がリラックスして眠気を引き起こします。さらに春は、日の短い冬から日の長い夏への移行期でもあるため身体が時差ぼけのようになり、眠気やだるさの原因となります。そんな時期に常に緊張状態で頑張りすぎてしまうと、深刻な心の不調を引き起こしてしまう可能性が高くなります。新年度の始まりは特に、リフレッシュを意識した生活が大切です。
 リフレッシュ方法は自分自身が気分転換を図れるものであれば、どんなものでも構いません。どの程度時間が必要なのかを計算し、1日もしくは1週間の中でどこならできそうか時間割を考えてみると時間の確保がしやすくなります。

手軽さが継続のコツ

 特にこれといったものが思い浮かばない方は、手軽にできるリフレッシュ方法を試してみてください。運動不足は心身の不調の原因となります。帰宅時、あえてきれいな花の咲いている道にしたり、朝や寝る前に軽いストレッチをしたりするのもお勧めです。
 朝のストレッチは筋肉が固くなっているので、伸びをして軽く身体を揺らすくらいで十分です。カーテンを開け太陽を浴びながら行うとより効果的です。
 寝る前のストレッチは、気持ちいいと感じる程度の強度で、呼吸を止めないことを意識しましょう。部屋の灯を少し落として行うと睡眠の質を高めることもできます。

一息ついたときの深呼吸

 もっと短時間でリフレッシュしたい方は、深呼吸をしてみましょう。4つ数えながら鼻から空気を吸い、7つ数えながら息を止め、8つ数えながら口から息を吐ききります。これを数回繰り返しましょう。寝る前や仕事や作業が一息ついたときに試してみてください。
 ストレスがかかりやすく体調も崩しやすいこの時期だからこそ、意識的にリフレッシュ時間を作って心身の不調を予防していきましょう。

◇健康のいずみ 第568号(2021年4月5日)より