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自律神経の乱れに関係あり!
春先は日中の気温差が大きく、体調を崩しやすい季節の変わり目です。また年度末でもある3月はなにかと忙しく、ストレスや疲労から心と身体の不調をきたしやすくなります。
春先の不調は自律神経の乱れが関係しています。自律神経が乱れると疲れやすさや胃腸の不調、イライラや不眠などさまざまな影響を及ぼします。
血流の改善と規則正しい生活で予防
自律神経の乱れを整えるためには、血流の改善を心がけるとよいです。入浴はシャワーだけで済ませずに、湯船に浸かって全身を温めましょう。また寝る前に蒸しタオルなどで首元を温めると血流の改善だけでなく安眠効果も期待できます。外出時は脱ぎ着ができる服装やカイロなどを準備し、身体が冷えすぎないよう心がけましょう。
また極力、生活リズムを変えないようにすることも大切です。休日もできるだけ平日と同じ時間か、ずれても2時間程度までには起床してカーテンを開けるようにしてください。さらに朝食をよくかんで食べることで体内時計がリセットされ、自律神経の乱れを予防することができます。
バランスの良い食事も大切です。特に果物やイモ類などに多く含まれているビタミンC、緑黄色野菜や卵などに含まれているビタミンA、ナッツや魚介類に含まれているビタミンE、乳製品や豆腐などに含まれるカルシウムを積極的に摂るとよりよいです。
運動とリラックス時間を確保
適度な運動も効果的です。運動習慣のない方は、最初はストレッチやウォーキングなどの軽い運動から始めるようにしましょう。
リラックスする時間も大切です。好きな香りや音楽、読書などゆっくり心と身体を休める時間を確保してみてください。また好きなハーブティーを飲むのもよいです。寝る前に飲むときはカフェインが入っていないものにしましょう。
不調が起こりやすいこの季節は、自律神経を整えて元気に新年度を迎えてください。
◇「健康のいずみ」3月号(2023年3月5日/第591号)より
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