丑の日以外も食べてほしい 夏バテ予防の食事:暮らしの健康教室

疲労回復や食欲増進を後押し!

 季節の変わり目直前の18日間を土用と呼び、日にちを十二支で数えたときに丑に該当する日を丑の日と呼びます。今年の夏の土用の丑の日は、7月19日と31日です。

理にかなったウナギ
 土用の丑の日といえばウナギを連想させる方も多いと思います。これは“う”のつく食べ物を食べると夏バテしにくいというゲン担ぎが広まったとされていますが、実は理にかなった習慣といえます。
 暑い日が続くと、身体のだるさや食欲の低下、頭痛などといった夏バテの症状が現れやすくなります。高たんぱくで疲労回復効果のあるビタミンB1を多く含んでいるウナギは、夏バテ予防に効果的です。ビタミンB1は他にも、豚肉や大豆製品、玄米などにも多く含まれています。

ビタミンCやクエン酸を
 トマトや枝豆、ゴーヤなどの夏野菜はビタミンやミネラルを豊富に含んでいます。夏野菜を積極的に摂りましょう。また、カレーやニンニク、ショウガ、コショウなどの香辛料や香味野菜を加えると食用増進効果が期待できます。クエン酸が多く含まれるレモンやお酢は疲労物質を外に出す効果がありお勧めです。

水分補給も大切
 こまめな水分摂取も大切です。汗でミネラルを失いやすいため、喉が渇いていなくても時間やタイミングを決めてこまめに水分を摂るようにしましょう。特に起床後や入浴後、スポーツの後は脱水になっていることがあるので要注意です。また、これから汗をかきそうなタイミングでも、あらかじめ水分を摂っておきましょう。
 暑い時期の水分補給はミネラルウォーターや麦茶がお勧めです。また食事に味噌汁やスープを足すと、水分と塩分を同時にとることができてよいです。汗を多くかいたときはスポーツドリンクもよいですが、糖分も多く含まれているため飲みすぎには気をつけましょう。
 暑さで体調を崩さないよう疲れが取れる食材を積極的に取り入れて、夏バテに負けない体づくりを意識してみてください。

◇「健康のいずみ」7月号(2025年7月5日/第619号)より
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