活動報告 ACTIVITY

ふれあい相互病院「印象に残った患者様との関わり」

若手看護師

私はふれあい相互病院の4階病棟で看護師2年目として働いています。ふれあい相互病院は回復期リハビリテーション病棟と地域包括ケア病棟の混合病棟になっています。

看護師 1 年目はわからない事が多く不安でいっぱいでしたが先輩看護師からの沢山のサポートや患者様からの温かいお言葉、応援があり乗り越える事が出来ました。

沢山の患者様との関りの中で印象に残っている患者様は90歳代の心不全の患者様です。

心不全の病状として労作時に呼吸苦の出現や酸素飽和度の低下がみられていました。しかし看護師に迷惑をかけないようにと自分の事は自分でやろうという思いが強い方でした。

どうしたら看護師を頼ってくれるのか、この患者様の思いを理解したいと思うようになりました。病室から出て車椅子での散歩や落ち着いて話せるような空間を作り病状についての思いや患者様の生活史など沢山のお話を聞かせていただきました。その中で自宅退院のため病院で看護師に頼ってばかりでは退院後の不安があることを話して下さいました。退院後の不安について傾聴をし、病状が落ち着くまでは看護師を頼って下さいとお伝えしました。ナースコールで呼んでくれる頻度は増えましたが自分の事は自身でやりたいという患者様の思いを忘れずに援助に入りました。その後退院され元気で過ごされていると分かりとても嬉しく思っています。

入院される患者様には今まで生きてきた自分史や生活史があり、それを理解したうえでの関わりが重要であると改めて感じました。患者様の思いに寄り添い、患者様のその人らしさを活かした看護ができるようこれからも頑張っていきたいです。

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