第7回看護セミナー「腎臓解剖生理」を開催しました
イベント2024年2月17日(土)、第7回看護セミナーを開催しました。
今回のテーマは「腎臓解剖生理」です。
立川相互病院の若手看護師3名が講師となり、13名の看護学生に向けて講義を行いました。
まず始めに、腎臓の構造について説明しました。イラストや図を見ながら腎臓の働きを説明し、慢性腎臓病について学習しました。その後透析について説明をしました。透析については学校で勉強する時間は少なく、初めて聞く学生にも分かりやすく丁寧に説明をしました。そして、シャント音を3種類聞き、正常な音と異常がある音の違いについて確認しました。
その後、透析で使用する針を見て、採血や献血で使用する針との太さの違いを確認しました。
実技では、利き手の肘をテープで固定し、飲み物を飲めるか・携帯電話を操作できるか・絵を書くことができるか試してみました。4時間程度透析を行っている患者さんの気持ちを知ってもらう時間となりました。
学生からは「針が思っていたよりも太くてびっくりした。」「週に何度も透析の針を刺される患者さんは大変だと感じた。」「穿刺したまま過ごすことの大変さを実感できた。」という声が聞かれました。
最後には、国試過去問題を解き、間違いやすい問題を一つ一つ確認しました。
今回のセミナーは「透析については詳しく知識をつけることがなかったので、良い勉強になった。」「実技の時間で、ドラえもんの絵を描くなど楽しく学ぶことができた」と満足度の高いセミナーとなりました。
今年度の看護セミナーも残すところあと1回です。
3/23(土)は「慢性呼吸器疾患看護」のテーマで開催されます。
皆さまのご参加をお待ちしています!