活動報告 ACTIVITY

腎臓病ってどんな病気かご存知ですか?

認定看護師

 

健康診断の尿検査をしたことがあっても、何を調べているのか知らない方も多いのではないでしょうか。慢性腎臓病には進行度によって5段階のステージがあります。初期段階ではほとんど自覚症状がありません。徐々に進行してしまった腎臓病は回復する見込みも乏しいため、健康診断の検尿で早期発見、早期治療がとても大切になります。

 

現在健生会には透析看護認定看護師が2名おり、ふれあいクリニック腎臓内科外来とふれあい相互病院 透析室でそれぞれ活動しています。

ふれあいクリニックでは、健康診断の尿検査で腎機能の異常を指摘された患者様に生活指導をしたり、慢性腎臓病患者とそのご家族に個別で看護面談をしたりしています。

ふれあい相互病院では、腎機能が悪化して腎代替療法(血液透析・腹膜透析)をしている患者様に透析治療のサポートを行っています。また、これから透析を始める必要がある方を対象に腎代替療法選択外来を開いており、自分の生活や価値観にあった治療方法を患者様自身が選択できるよう支援しています。

 

2023年度からは健康診断で腎臓の数値が気になる方や腎臓病の患者様とそのご家族を対象に、年2回のそらまめ腎臓病教室(5月、11)を始めました。その時々のテーマに沿って医師、栄養士、薬剤師、看護師がそれぞれの分野からお話をしています。2024年の5月に開催したそらまめ腎臓病教室には27名が参加してくださり、「もっといろいろ聞きたい」「次回の開催時も知らせて欲しい」など好評でした。

今後も、少しでも多くの方に腎臓病について知っていただき、腎臓病の進行を遅らせるためのセルフケア向上に向けた活動を普及させていきたいと思っております。

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