あきしま相互病院 2階すみれ病棟「印象に残っている患者さんとの関わり」
若手看護師私はあきしま相互病院すみれ病棟で働く3年目看護師です。
すみれ病棟は療養病棟で主に慢性期・終末期の患者さんの看取りやショートステイ目的で入院されます。
その中で私の印象に残った患者さんとの関わりは、A氏80代男性、誤嚥性肺炎と多発性骨髄腫で系列の急性期病院から転院してきた方です。
元々妻と2人暮らしでしたが妻も骨折したばかりで自宅での介護は厳しいものの、熱心に面会にきては寄り添い、他の家族もよく面会に来ていました。
誤嚥性肺炎を再発し急変したことを伝えた時、家族は不安気な表情でA氏を見守っていました。
A氏は誤嚥や癌による発熱を繰り返し徐々に寝ている時間が増えご永眠されました。
家族は動揺していたため、家族だけの時間をとりその後エンゼルケアを一緒に行う提案をしました。
家族はA氏の顔などを清拭しながらそれぞれ言葉を贈られ、「とてもよくしてくれた。本当にありがとうございました。」と、退院時は笑顔で感謝の言葉が聞かれました。
大切な存在である家族の死と向き合う一つの手段として、エンゼルケアに入ってもらうことでグリーフケアに繋がったと感じた瞬間でした。
今回の事例のように患者さんだけでなく家族にも寄り添える看護を目指して、今までの経験を活かし、さらにグリーフケアの視点も深めていきたいと思います。

