しっかり野菜を食べていますか?毎日350g食べるコツ:暮らしの健康教室

9月は健康増進普及月間・「健康の秋」をめざしましょう

9月になり、暦の上では秋です。食欲の秋、運動の秋などいろいろな秋の過ごし方がありますね。9月は運動・食事・禁煙など生活習慣改善の重要性の理解を深め、健康づくりの実践を促進するための「健康増進普及月間」と定められています。
野菜は毎日食べられていますか。平成27年の統計によると日本人の野菜類平均摂取量は約290gです。厚生
労働省は野菜の摂取目標を1日350g以上としていますので、目標値よりあと60g以上不足していることになります。
野菜にはビタミン、ミネラル、食物繊維など身体に必要不可欠な栄養素が豊富に含まれています。ビタミンは他の栄養素の吸収をよくするという役割があり、ミネラルは身体の材料になるほか、代謝に関わる酵素を活性化してくれます。中でもカリウムは余分な塩分を外に出してくれる効果があり、血圧を抑える効果があります。食物繊維はお腹の調子を整えるだけではなく、高血圧の予防や血糖の上がりを緩やかにしたり、コレステロールの吸収を抑えたりする効果があります。

ミニトマト6個で野菜不足解消に

60gの野菜とは、およそミニトマト6個分程度の量です。今の食事にミニトマト6個程度をプラスするのならば、達成できそうな目標ではないでしょうか。野菜をたくさん食べるコツは4つです。

①簡単なおかずを追加。もずくやお浸しなど調理の手間が少ない料理を1品追加してみましょう。

②加熱。火を通したものであれば、野菜のかさを減らすことができ、たっぷり食べることができます。

③具を追加。味噌汁やスープを野菜の具たくさんにしたり、仕上げにとろろ昆布を追加したりするのもよいです。

④カット野菜の利用。様々な種類のカット野菜や冷凍野菜が売られています。丸ごと買うと腐らせてしまう、調理が大変という場合はそれらを上手に活用してみましょう。

皆さんはどんな秋を過ごされる予定ですか。ぜひ“健康的な”を頭に付け加えて健康を維持増進できる秋をお過ごしくださいね。

◇健康のいずみ 第525号(2017年9月5日)より